特注オリジナルインテリアデザインについて

日々のプロジェクトや大阪でのデザイン会社としての考え方。




Aug. 2015 | つくれないものをつくる

「みんなに断られてきたけど本当に作れる?」


とフランス人のTomaさん。僕たちは「作れます」と即答。それを考えることが楽しいんですよ。
木はもちろん、革も鉄も、アルミだって大丈夫です。


Tomaさんは独特の世界観を表現するフランスのシャンソン歌手。
その世界観を演出する上で既製品ではない特注品のものが欲しいと依頼を受けました。


色んな所で演奏をするので、まず持ち運びが出来るような重さで、かつ人間が座れて、機材を中に収納できるような、形のいびつなアタッシュケース兼ステージを作ってくれとのオーダーでした。
ややこしいオーダーやな〜笑と思いながらもそんな難しい案件は燃えてきます。


後日、プロトタイプを一回作ってTomaさんに見せたときに「Good〜!」と。「今日はご飯ご馳走する」とめちゃ喜んでもらい、こちらも何かほっこり。そのまま一気に完成させ、BrooklynParlor Osakaでそれを使ってパフォーマンスしているのを見るとなんか何ものにも代え難いものがあるな〜と実感。


今回ヒアリングの大切さを改めて実感しました。
日本語であまり上手にやりとり出来ない上にやりたいことが色々ある中、クライアントがどんなことがしたいのか、本質は何を言いたいのだろうかときちんと洞察しながら話を聞くというレベルで仕事のクオリティのアウトプットレベルが変わってくると思います。


プロとして絶対クライアントさんに心から喜んでもらう。
クリエイターとしてのモットーですね。








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