大阪での映像制作について

日々の映像制作プロジェクトや考え方。

映像の伝わる力

皇室御用達 前原光榮商店様のブランドムービが完成。
傘が出来るまでのひとつひとつの美しい行程を丁寧に撮り、制作。
山梨、東京、栃木、大阪と撮影編集含め4ヶ月ほど掛かりました。


無駄のない美しい所作。

はた織りの心地よい規則性。

生地から傘を組む職人の奏でる音。



映像というものは「目」と「耳」からずっしりと響きます。
「日本の美しいものづくり」と言葉で見たり、聞いたりしてもなかなか分かりづらいですが、
映像で見ると一瞬で引き込まれます。
映像には引力があります。



ブランディングの案件のクライアント様には必ずと言っていいほど
映像は取り入れてもらいます。長い文章は最初には読んでもらいにくいですが
映像は容易に見てもらえます。 一度そこでインタレストを持ってもらえれば文章へと深掘りされます。



一般ユーザーにとって映像は一番分かりやすいツールかもしれません。
ロゴについてデザインコンセプトが〇〇とか、コーポレートアイデンティティが〇〇とか、
企業サイドは常に考えているから理解はできますが、一般ユーザーの何割が理解できるでしょうか。



アイデンティティはとても大切な要素で伝えなければならないのですが
一般的にはそこから話を始めても、なかなか聞く耳を持ちにくいし、理解はしにくいと思います。



しかしその点、映像は目と耳で直感的に入ってくるので受け入れやすいし、理解しやすい。
そこで引きつけれれば強い興味を持ち、次の説明のフェーズに初めて行ける。

そこを皆さんカッ飛ばしてすると「聞く耳持たず」の状態で声が枯れるまで叫び続けることとなる。
伝わらない状態でどれだけ叫んでも効果ありません。
それどころか押し付けがましく思われる可能性もあります。

その「伝える仕組みづくり」を今一度見直す必要があると思います。
映像はその最初の聞く耳を持たす力があります。



僕の映像制作のポリシーはよくあるモーショングラフィックはチープになるので一切使いません。
そのものの素材感や重厚感を大切にしたいので撮影に時間を掛け、
素材に音楽とレイアウトをちょこんと添えるような感覚です。



価値の高いものには余計な装飾は要りません。そのままの姿にちょっとした味付けで。



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