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May. 2017 | 能とデザイン

最近ある縁をいただきまして、お能のお稽古にいっています。



声の出し方、唄一語一句の意味、立つ姿勢、歩き方、扇の持ち方、舞い方
全てひとつひとつに伝統や意味があり、今後も受け継いでいかなければならない文化だと思います。



能舞台の美しさも何とも言えません。「大工の仕事」が露骨に見える部分でもあり、
決して派手ではありませんが、凛とした佇まいがあり、見ているだけで心が静かになります。



まさか自分がお能をはじめるとは想像もしていませんでした。
いざ体験してみるとデザインの考え方と共通する部分も多く、
派手に振る舞うのではなく、少しの所作で悲しさや憤りを表現したりする。



「秘すれば花」



世阿弥の言葉ですが、
その奥ゆかしさが美と捉えられ、本当に美しい部分は表面ではない。
と教えられている様な感覚になります。



デザインを生み出す時も本当に触れなければならないところは表面ではなく奥にあり。
奥に到達しなければ本当は濫りにデザインしてはいけないと考えます。



何かを真似た様な上辺だけのものは朽ち、
本質に迫っているものはいつまでも残る。




デザインする立場としてもう一度自分に戒める良いきっかけをいただきました。





伊豆にある能舞台の見える旅館。







師の林本先生。


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