デザイナーとしての心の持ちかた

日々のプロジェクトや大阪でのデザイン会社としての考え方。




Jun. 2018 | 長野は感覚が冴える

定期的に旅に出ます。
今回は長野です。



空気がうまい。
空の青が違います。雲が本当に近い。
昔のWindowsの起動画面みたいな景色が撮れました。



山菜がうまい。
山菜、別格です。長年の漬けの文化の真髄を感じました。



水がうまい。
温泉も飲みました。地の方に教えてもらいました。「神の湯」別格です。



水と空気が澄んでいて、植物もそれらを吸収している。本当に生き心地が良い場所です。



温泉に入った後は、緑の中でずっと目を瞑って座っていました。流れる川の水の音、風で葉と葉が重なる音、鳥の声。
全てが自然に生まれたもので、カラダの中が純粋なもので溢れかえった気持ちでした。




















太陽があり、水があるから植物が育つ。
植物があるから動物が生きられる。
動物と植物との素晴らしい関係。
与えられ、与える。助けられ、助ける。
そのことを忘れてはダメですね。



長野の人柄も穏やかな方が多く、
夏の仕事場はココに決まりですね。



デザインする側のコンディションって実はかなり大事
で、
毎日人ゴミと室外機に囲まれた空気の中、徹夜で睡眠不足、食事はカップ麺。
僕だったら絶対こんなデザイナーにデザイン頼みたくない。変なデザイン出てきそうですね。



デザインするってことは実は世の中に影響を与える側で、
そんな人間が腐ってたらやっぱり腐ったものが生まれるし、
その腐ったものが広がり、それを食べる人が腐ってくる。最悪のスパイラルですね。



そこまでちゃんと考えてデザイナーは、自分を整え、デザインに向き合うべきと思います。








※ちなみに写真は全てiPhoneです。


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