ハウスメーカーブランディングについて

日々のプロジェクトや大阪でのデザイン会社としての考え方。




Dec. 2018 | 分解して考える

鹿児島のクライアント様。大阪と鹿児島なんとその距離900キロ。
2017年4月にはるばる大阪に来てくださって、お付き合いが始まりました。



まずは長〜い拷問じみた(笑)ヒアリングから始まり、
まずは頭の中の共有からスタートします。

アイデンティティの構築は簡単ではありません。
ヒアリングの中に何かヒントは落ちてないか、全神経をいつも集中させています。
そのヒントのかけらを集めて一つのアイデンティティが決まることもあれば、
ボロッとそのまんまアイデンティティに成ることもあります。



なぜアイデンティティが大事なのか?
例えば「地域密着!丁寧にお家作ります」と
キャッチコピーに書いても3000万円出しません。


どんな所に拘っているから丁寧なのか、どんな人が作っているから丁寧なのか、
「丁寧」をきちんと分解してデザインとして表面化させることが大事ですね。
そうすれば「丁寧」という言葉が無くとも丁寧に感じる。
これが本当のアイデンティティの創出です。




















つい先日ホームページもパンフレットもリリースされ、
全て武器は揃い、今からが本当の勝負。
至極当たり前のことですが、信用していただいた分は
絶対に恩返しするという 精神で仕事をしています。


2年目以降は、1年目に構築したアイデンティティをどう使っていくか、
プロモーションを一緒に考えたり アイデンティティを守るために、
社内でスキルアップ講座をしています。


このプロモーションも1年目にきっちりと軸を構築しているから、効くのです。
1000万掛けて広告しても、ウェブが薄っぺらいと全部損して終わりです。
逆にしっかり作ると数万円で数千万の効果が得れることになります。








毎回夜は日本酒と芋焼酎を交わします。
真っ直ぐな方で明快で優しい。


今回は念願の「鯖すき」を段取りしていただきました。
鯖を少ししゃぶしゃぶし、すき焼きみたいに卵でいただく。


鮮度が命で、漁によってその日いけるかどうか決まります。
首折れ鯖の刺身も抜群で、こんなに美味しい鯖を食べたのは初めてでした。
ご馳走様でした。













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