日々のプロジェクトやデザインについて

日々のプロジェクトや大阪でのデザイン会社としての考え方。




Dec. 2022 | 初めてのクライアント

僕にとって初めて1からブランディングを任せて頂いたクライアントさん。
福知山と三田にある道下工務店さん。
もう十年来のお付き合いだ。



死んだ父が臨終前に言い残してくれた事が今でも心に深く残っている。
「してもらった恩だけは絶対に忘れるな」と。
何処の馬の骨かも分からぬ当時20代だった若者に、
会社のブランディングを任せると決断していただいたこと、
そのお陰様で事例が出来て、今のクライアントさんに繋がっている事。
全ての原点・チャンスを与えてくださった事に、本当に今でも感謝しかありません。



今では1ヶ月半くらいのペースでブランディングミーティングを行っており、
長くお付き合いがあるからこそ世界観や経営感の価値観が共有できる部分も多く、
ブレの少ないブランディングが遂行できます。



桶屋の特徴であるかもしれませんが、有難い事に非常に長いお付き合いが多く、
唯一無二と言ってくださり、本当にトコトンです(笑)。
僕もその熱量や想いに応えたい、そしてクライアントさんを幸せにしたい。
クライアントさんのサービスを受けたら絶対、みんなが心から満足するだろうと思えるからこそ、
僕もそれ相応のデザインをしなければという良いスパイラルが生まれるのです。



ブランディングやデザインするということは、
お互いが「尊敬」「好き」と思えないと実は成立しないのです。
お金を払った、もらったの接着点だけでは良いクリエイティブは絶対に生まれない。
形はそれなりでもそこに「愛」がない以上、到達できない何かが存在するのです。



今、道下工務店さんとは世界観を整えたホームページを
10年ぶりに一新しようとプロジェクト進行中です。
今皆様が見ていらっしゃる「株式会社桶屋」のサイトも、
実は10年間基本骨格は変えていないのですよ。



一度良いデザインを作ると耐久性の高いものが出来上がります。
「正しく、古いものは、常に新しい。威張った斬新さはすぐ腐る」



それはさて置き、道下工務店さんと飲み会は一体何度目なのだろうか。。。
今日は馬肉で社長の明子さんの誕生日会だ。










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