ヒアリング重視のデザイン事務所

日々のプロジェクトや大阪でのデザイン会社としての考え方。




Aug. 2018 | ヒアリングを重ねる重要性

香川のお土産メーカーさんのブランディング。
この会社様のお菓子は、皆さん一度は必ず口にしたことがあるのではないでしょうか。
日本全国お土産ショップで幅広く商品が売れています。
社長さんや社員さんは面白い方が多く、クリエイティブの感度も高い。



そして社員さん想いな会社さん。社員旅行はなんと社員全員ハワイ旅行!
お昼休み時間を寛いでもらえるように社員食堂もこれから全体リニューアル。



表に出てない良いことがい〜っぱいあって、本当にもったいない。
毎月のヒアリングとワークショップで固まっていた氷山が少しづつではあるが溶け始めてきました。
ヒアリングをしていていつも感じることは、
初回から全部は出てこない。半年掛けて、お互い人間関係を築きながら信頼して頂き、初めて本音を語って頂けます。
じっくり向き合うことが大切ですね。







1、2回の打ち合わせでデザインを作るのはデザイン会社的には、楽で簡単ですが、
本当の問題や本当に伝えたいことが聞き出せないままデザインすると確実に上っ面だけのデザインになります。



アナログかもしれませんが、顔を合わせ、共に悩み、たくさんの時間を一緒に過ごすことが一番大切だと思っています。
スカイプだけではダメですね。温度が伝わらないし伝わってこない。



打ち合わせ時間が大事ではなく、密度。
毎回打ち合わせ後、宿題を出します。
「打ち合わせしてる感」が大事ではなく、どれだけ考える癖をつけてもらえるか。



また、打ち合わせが終わり、ホッと一息つくと思考の積み木が組まれていく。
これが大事なんですね。打ち合わせ内容がヒントとなり、良い気づきに生まれ変わっていきます。
その気づきが会社を救う気づきになるんです。



場所も色んな場所で打ち合わせすることはいいですね。
面白いもので会議室を出れば、出てくる意見が前向きでとてもポジティブ。いいですね。
会長の別荘にご招待いただき、打ち合わせ。
天井高10m超の素晴らしい空間に、シェフのイタリアン。最高の景色。素敵な時間でした。















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