活版印刷名刺作成について
活版印刷名刺をつくる。 〜デザイン事務所ならではのデザイン性の高い名刺〜

<思わず指でスリスリしたくなる、感覚に訴える活版印刷名刺>
1枚、1枚職人の手によって作り上げられる重みのある名刺。
活版印刷とは昔ながらの印刷方法で今また脚光を浴びている手法。
プレスし、紙を凹まし、印刷する方法。 「アジ」 を感じれる審美性の高い名刺をつくります。
<細かい文字でも美しく仕上げる。高い活版印刷の技術力。>
当工房では優れた活版職人による手仕事により、美しいデザインの再現性が担保されております。
かなり線の細いデザインや小さな文字でも、他では掠れたり、潰れるからNGが出るものでも美しく仕上げてくれる。
そして更にもっと遡ると、其のデザインの「版」をつくる職人にも話は及ぶのであります。
「版」の精度が悪ければ当然、繊細に美しい活版印刷は存在しません。
●「版」の完成度
●活版職人の「技」の精度
● 「デザイン」の繊細さ
これらが全て重なり、一つの活版名刺が誕生しているのです。
此の「版」と「活版技」どちらかが途絶えた時=「桶屋の活版が無くなる時」と本気で思っています。
クオリティを下げて迄、満足度を下げてまで出すものではないと考えています。
再現不可能です。
私たちは愛の感じない大量生産品を嫌います。
それは単一的ではなく、「食物」「器」「建築」「家具」「服」「車」「カメラ」
其れは全てに於いて、一貫しています。
名刺はただの商業的なツールではありません。
自分の誇りなのです。
「デザインを愛しているデザイナーが作ったもの」
「活版一筋30年の職人が押したもの」
「代々継承された版製作技術」
人の息吹が入った、愛のある名刺を持って欲しいと思います。

<テンプレートなど存在せず。其の概念自体が活版印刷と矛盾している>
日本にはひらがな・カタカナ・漢字・英語と、名刺には様々な言語が入ります。
其の様々な言語にも、様々なフォントがあり、それぞれ文字の成立ちや文字自体の元々持っている空白もあります。
例えば、氏名が違えば文字の長さも変わり、漢字の形状、画数も違う。
細かすぎる領域ですの見えづらい部分ではありますが、
それらを全て理解し、デザインへアウトプットすることが私たちのこだわりであり、
デザイナーとしての手仕事だと感じます。活版印刷も手仕事。
私たちはどこを切り取っても「手仕事」ということにこだわり、活版印刷名刺を作っています。
それが真の一生使えるデザイン、一生愛せる名刺。
自信を持って渡せる自分の分身ということでは無いでしょうか?
テンプレートを使い、たくさんの量をこなし、売上を伸ばしたい気持ちはわかるのですが、
デザインのテンプレートという概念自体が活版印刷の本来のコンセプトと
大きな矛盾を生んでいると感じますので、私たちの哲学には存在しません。
株式会社桶屋では、 お客様のオーダーに合わせてデザイン・型 (版) を作り、1から完全オリジナルで活版印刷をします。
名刺だけではなく、様々なグラフィックデザイン・ブランディングデザインを長年経験してきたからこそ、デザインの視野領域も広く、
デザイン事務所ならではの拘り、そして高いデザイン性を以って、美しい活版印刷名刺を作成します。
<片面に大きく名前だけのレイアウトを配した。名前、更に言えば人格の存在感を高めるデザイン。シンプルでインパクトのあるデザインは活版印刷との相性が良い。>
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<モチーフやイラストレーション、柄物を活版で印刷すると、まるで版画の様に独特の「生」が誕生する。これも活版ならではの良さである。>
<これぞ活版印刷名刺の真髄。字の凹みが非常に端麗。>
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<越前和紙の活版印刷名刺。ふわふわした触り心地が人の感覚を刺激してくる。少しも其の本然を偽ろうとしていない、優しい佇まいであるが、本質を見抜く人にだけわかる「圧倒される何か」が此の活版名刺にはある。>
<活版印刷・手漉き和紙。全て人の手が加わっている本当に何事にも変えがたい特別な名刺>
<活版名刺は紙厚が重要かと通常の考えでは行き着く処ではあるが此の和紙はそうでは無い。厚みこそは無いものの至極凹みが良い。>
<変形サイズのグレー紙に赤を配した、少々上級者向けのデザイン。グレーとの相性も良く、美しい仕上がりの活版名刺に。>
<コーポレートカラーである赤の布を貼り合わせた特殊紙。この紙も未だかつて名刺交換で巡り合わせた事の無い名刺。以前桶屋の使っていた名刺。>
<全ては余白。この堂々たる余白を楽しむための活版名刺といっても過言では無い。>
<この紙の変形サイズ、そしてこの文字バランス、漢字の成り立ちを考慮した究極。これぞデザインの本域である。>
<活版印刷の名刺は2次元的な捉え方ではなく、常に3次元的。だからこそ有機的であり人の心に突き刺さるのだ>
<オーガニックを連想させる活版名刺。クライアント様のはとむぎの杜では、健康と環境に配慮した食材を使用し、すべての食材はヴィーガン対応であり、動物性や化学的な原料は使っていない。そのイメージを配したデザインと印刷をイメージして制作。イメージからデザインはもちろん、全ての紙や印刷方法のレベルの高いご提案を一貫して行う>
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<キーヴィジュアルはそれを一目で表現しなくてはならない>わかりやすさこそデザインである。表を用いることで逆にわかりにくくすることもある。
<このわずか0.25ptの線も美しく表現。誰もが出来るわけでは無い。この繊細かつ高い技術力こそが株式会社桶屋の活版印刷技術>
<オーバルの診察券デザインに活版印刷>この滑らかな曲線とシンメトリーの対称性は、非常に優雅で美しく、他には無い独自性の高いデザインを考案した。ブランドカラーとなる「呉須色」を用い、この呉須色のカラーは一回一回、職人がカラーを練り上げる手間の掛かった活版印刷。
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イラスト+活版印刷は最高の雰囲気のある活版名刺へ。この組み合わせはおすすめ。
極細のイラスト表現も活版印刷で。こだわりの技術が詰め込まれています。生成色の紙を用いており、イラストの存在も相まって柔らかな雰囲気のあるお名刺に仕上がりました。
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これぞ活版印刷の真髄。天然自然に偶発的に起こるかすれこそ、その1枚だけの「味」となる名刺なのではないか。
<通常のインクの活版だけではなく、写真のような空押し(透明)活版もできます。エンボスやデボスまではいかなくともさりげなく変化を付けたいという方にはピッタリです。ひとつのアクセントとして良い。>
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<柄を活版にするととても良い風味が出ます。活版印刷は文字だけではなくこのような「丸」も活版できます。版を自由に作ることができますので好きな形やパターンで名刺を作っても面白い>
<GAボードを使った白インクの活版印刷の名刺です。文字の可視性という面で考えるとオススメは出来ませんが、白箔のようにパキっとしない少しアンニュイなイメージの活版名刺。デザイン性重視で行くのなら個人的におすすめ。>
<クッション×黒インク活版。やはり王道で美しいです。まず活版印刷を持っていただくのであればまずはこの組み合わせから活版名刺に入って欲しいです。普遍的な格好よさがあり、シンプルで美しい。活版の美学がここには詰まっている>
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<ファーストビンテージの高級かつ独特の紙の風合いと活版の相性が非常によく人気のある組み合わせです。当社では、クライアント様の表現したいイメージを丁寧にヒアリングし、どのような紙質や特殊加工が良いのかを吟味してご提案いたします。>
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<当社で使っていた名刺です。特殊断裁でサイズも自由にアレンジ出来ます。日本の和のデザインに活版の要素はマッチします。赤一色で染め上げられた縁がアクセントに。この様な高度な技術を要する加工でも実現可能です。ご相談ください。>
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<マスタード色のGAボードと黒色1色活版。色のコントラストが綺麗です。>
<英語の太いサンセリフ体のフォントと活版印刷名刺の相性も抜群。>
<特色はDIC指定が基本ですが、どんな色でも調合してつくります。デザインに制限を設けると表現の幅が狭くなり広く浅くの「一般標準化」してしまいます。ハーフエアの若干の生成りとこの淡いティファニーブルーとミントブルーの合間の様な色の相性は良い。>
<グレーの紙にネイビー活版がビンテージぽさを演出します。この深み凹みがなんとも言えない良さや味を出します。ショップカードとしての使い方もお店の拘りを出せておすすめです。>
<真っ白なスノーブルに活版印刷で「朱」。電話番号は秘密だよって事は洒落を効かせて書くのがベター>
<株式会社桶屋の現在(2023年)使用している活版印刷名刺。様々な印刷手法の名刺を持ってきましたが、やはり行き着く先はこの活版印刷の名刺に戻ってきました。スノーブル紙に活版は最上級の上質です。特筆すべきはこのサイズ感。かなりの変わった変形サイズで他の先をゆきます>
<活版印刷名刺に写真を載せるといった、個人的には今一番いけてるお洒落な組み合わせ。まだこの手法をしている方は少ないので是非ともオススメ>
活版名刺は特別な方にお渡しする大切な一枚になると思います。
今まで数多くの活版名刺の案件を頂いており、活版印刷にあった凹みの感じれるフォント、デザインまできちんとご提案させて頂きます。まずはお気軽にご相談下さい。
1枚、1枚職人の手によって丁寧に作り上げられる重みのある名刺。
存在感。 肌触り。 風合い。 活版印刷の名刺は独特のオーラがあり、見るものを魅了します。
お客様のオーダーに合わせて型(樹脂版)を作り、1から完全オリジナルで活版名刺印刷をしますので納期が2週間ほど掛かります。
「仕上がりを待つ楽しさ」を堪能してください。
活版名刺価格表(下記以外の紙をご希望の方はお問い合わせ下さい) | |
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活版名刺加工+クッション紙100枚の価格 | |
表面1色 |
8,800円(クッション紙代)+7,000円(名刺印刷代) |
表面2色 | 8,800円(クッション紙代)+14,000円(名刺印刷代) |
表面1色/裏面1色 | 8,800円(クッション紙代)+14,000円(名刺印刷代) |
表面2色/裏面1色 | 8,800円(クッション紙代)+21,000円(名刺印刷代) |
活版名刺加工+ハーフエア紙(ヘンプ・コルク・コットン)100枚の価格 | |
表面1色 |
8,800円(ハーフエア紙代)+7,000円(活版印刷代) |
表面2色 | 8,800円(ハーフエア紙代)+14,000円(活版印刷代) |
表面1色/裏面1色 | 8,800円(ハーフエア紙代)+14,000円(活版印刷代) |
表面2色/裏面1色 | 8,800円(ハーフエア紙代)+21,000円(活版印刷代) |
活版名刺加工+GAボード紙(マスタード・グレー・キャメル)100枚の価格 | |
表面1色 |
8,800円(GAボード紙代)+7,000円(名刺印刷代) |
表面2色 | 8,800円(GAボード紙代)+14,000円(名刺印刷代) |
表面1色/裏面1色 | 8,800円(GAボード紙代)+14,000円(名刺印刷代) |
表面2色/裏面1色 | 8,800円(GAボード紙代)+21,000円(名刺印刷代) |
活版名刺加工+スノーブル紙100枚の価格 | |
表面1色 |
14,000円(スノーブル紙代)+7,000円(活版印刷代) |
表面2色 | 14,000円(スノーブル紙代)+14,000円(活版印刷代) |
表面1色/裏面1色 | 14,000円(スノーブル紙代)+14,000円(活版印刷代) |
表面2色/裏面1色 | 14,000円(スノーブル紙代)+21,000円(活版印刷代) |
活版名刺加工+ファーストビンテージ紙(アッシュ、アップルグリーン、イエローオーカー、オーク、オリーブ、カシミヤ、シルバー、スカーレット、ターコイズ、ブルーグレー、ベージュ、リネン)100枚の価格 | |
表面1色 |
14,000円(ファーストビンテージ紙代)+7,000円(活版名刺印刷代) |
表面2色 | 14,000円(ファーストビンテージ紙代)+14,000円(活版印刷代) |
表面1色/裏面1色 | 14,000円(ファーストビンテージ紙代)+14,000円(活版印刷代) |
表面2色/裏面1色 | 14,000円(ファーストビンテージ紙代)+21,000円(活版印刷代) |
活版名刺印刷の色追加について | 活版名刺印刷は1色毎に版を制作するため通常のインク印刷と違い、1色毎に+7000円づつ加算されて行きます。 例えばクッション紙・表モノクロに+1色加えるなら13800円+7000円となります。 色の追加は原則何色でも可能ですが片面につき2色くらいまでが美しい活版印刷らしい仕上がりになると思います。 |
デザイン料 | |
デザイン料 | 30,000円(コストを抑え、いいデザインを) |
※名刺デザイン代、初回のみ+30,000円頂きます。 例)初回/100枚印刷なら=13800+30000=合計金額(税抜)となります。 二回目以降のご注文は、印刷代のみとなります。 |
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※紙質とデザインの相性もございますのでお気軽にご相談下さい。 ※印刷代は100枚より200枚の方がお値段が数段安くなります。 |
当社の選りすぐりの活版名刺に合う印刷や紙を選びます。(記載が無い紙も取り扱いございます)
活版印刷名刺のお問い合わせから完成までの流れ
①メールで、まずお問い合わせ下さい。
②直接お打ち合わせ/メールでのヒアリングをさせて頂きます。
③仕様が決定しましたらご請求書をお送りさせて頂きご入金確認後制作へと移らせて頂きます。
④約4日前後で名刺デザインのドラフト案お送り致します。
⑤その後修正・調整を致します。
⑥修正・調整完了後、印刷へと進めさせて頂きます。完成まで約7営業日となります。(活版印刷の複雑さによって多少変動致します)
印刷完了後、郵送または直接お渡しとなります。